コラム

婚活での待ち合わせ、どちらから声をかけるべき?潔く男性から声をかけましょう!

お見合いを経験された方なら誰もが通る道、それが「待ち合わせ」です。今回は、このお見合いの待ち合わせで意外と悩ましい「最初の一声」について、掘り下げて考えていきたいと思います。

「お相手だろうか…」声をかける瞬間のドキドキ

「〇〇さんですか?」

この一言を伝えるだけなのですが、頭の中では様々な考えが巡り、なかなかスムーズにいかないことがありますよね。特に初対面の方との待ち合わせでは、いくつかのハードルがあるように感じます。

1. 人違いだったらどうしよう…という不安

多くの方がまずこの不安を感じるのではないでしょうか。「もし違っていたら、とても恥ずかしい…」。そのお気持ち、よくわかります。できる限り避けたい事態ですよね。

事前に伝えられた服装の特徴や待ち合わせ場所が一致していても、「本当にこの人だろうか?」と100%の確信を持つのは難しいものです。特に、似たような服装の方が複数いらっしゃる場合は、さらに迷ってしまいます。「白い上着に茶色いバッグ」といった組み合わせは、意外と多くの方がされていることもありますので、もう少し特徴的なポイントを伝え合う工夫も必要かもしれませんね。

2. 周囲に「お見合い」だと気づかれたくない気持ち

「もしかして、あの二人、今日初めて会うのかな?」と周囲の人に思われるのは、少し気恥ずかしいと感じる方もいらっしゃるでしょう。これも理解できます。

そのため、できるだけ人目につきにくい場所で静かに待っていたいと思うものですが、人気の待ち合わせスポットなどでは、なかなかそうもいかないのが現実です。

3. 相手がスマートフォンに夢中…声をかけづらい状況

これも「お見合いあるある」かもしれません。約束の場所に到着したものの、お相手らしき方がずっとスマートフォンを操作していて、なかなか声をかけるタイミングがつかめない、というケースです。

おそらく、お相手も緊張していて「声をかけてもらえるのを待っている」状態なのかもしれません。スマートフォンを見ているといっても、緊急の連絡を確認しているというよりは、手持ち無沙汰でつい画面を眺めてしまっている、ということが多いのではないでしょうか。ここは勇気を出して、声をかけてみるのが良いかもしれません。

では、どちらから声をかけるのがスマート?

さて、肝心な「どちらから声をかけるべきか」という問題です。

私個人の考えとしては、本来であれば「後から待ち合わせ場所に到着した人が、先に来て待っている人に声をかける」のが自然な流れではないかと思っています。一般的な待ち合わせでは、そうすることが多いのではないでしょうか。

しかし、こと結婚相談所を通じたお見合いに関しては、私が所属している相談所では「男性から声をかけるように」とアドバイスされることが多いです。これには様々な理由があるかと思いますが、一つの指針として示されているようです。

実際のところ、お見合いの待ち合わせでは、お互いに「相手から声をかけてくれないかな…」と様子をうかがってしまい、少し気まずい時間が流れてしまうことも少なくありません。

ここは潔く、男性から声をかけてみませんか?

もちろん、緊張する気持ちは男女共通です。しかし、男性がリードする形で声をかけることで、その後の会話もスムーズに進みやすくなるかもしれません。お相手の女性も、声をかけてもらうことで安心感を覚えることでしょう。

ただ、声をかける側、かけられる側に関わらず、「待つ側もお相手とスムーズに合流するための努力をする」という意識は大切だと思います。例えば、人が多い場所であれば、少しでも見つけやすい場所に移動してみる、スマートフォンばかり見ていないで、周囲に意識を向けてお相手を探してみるといった小さな心遣いが、良いスタートにつながります。

待ち合わせの瞬間から、すでにお見合いは始まっています。お互いが気持ちよく出会えるよう、少しの勇気と配慮を持てると素敵ですね。

皆さまの婚活が、より良いものになりますように。