お見合いの場で、こんな悩みを抱えたことはないだろうか?
- 何を話せばいいかわからない
- 会話が続かず気まずい沈黙に
- 面白い話をしようとして空回り
- 盛り上がったはずなのに、お断りされた
とくに男性に多いのが「口下手」や「沈黙恐怖症」。でも安心してほしい。
この記事では、婚活を2年以上続けてきた青ねこが実践してきた、
【お見合いで使える会話術】を9つのポイントに整理して伝授する。
1.「自分が何を話すか」を考えない
お見合いの場では、「自分が何を話すか」を考えるよりも、
相手から話を引き出すことの方が重要。
自分が喋り倒さなくても、相手が話してくれる状況をつくれれば、それでいい。
その鍵となるのが、次の項目。
2. 焦って喋るより、傾聴が基本
面白い話をしなきゃ、沈黙を埋めなきゃ——そう思えば思うほど空回りする。
婚活の場で印象がいいのは、「しっかり話を聞いてくれる人」。
焦ってベラベラ話すより、落ち着いて相手の話に耳を傾けよう。
3. 質問+深掘りで自然に広がる
会話の基本は「質問」+「深掘り」。
例:
- 「お仕事は何をされているんですか?」
→ 「そのお仕事、どれくらい続けているんですか?」 - 「ご家族と仲はいいですか?」
→ 「ご両親ってどんな方なんですか?」
※注意:深掘りのしすぎは逆効果。尋問っぽくならないように。
プラスで効果的なのが:
- うなずき
- 目を見る
- ほんの少し口角を上げる(微笑み)
この3点だけで、「ちゃんと話を聞いてくれている」という印象を持たれる。
4. オウム返し+リアクションで自然な相づち
「東京出身なんです」
→「あ、東京なんですね!」
リアクションはややオーバーなくらいがちょうどいい。
ただしやりすぎには注意。相手が心地よく話せるよう、自然なトーンで。
5. 自分の話は最小限。主導権は相手に
相手が話している途中で、自分の話題にすり替えてしまう人が多い。
「東京なんですね」
→「あ、先週スカイツリーに行ってきたんですよ!」
これでは、話の主導権を奪ってしまう。
あくまで主導権は相手に。
聞き役に回ることで、相手は安心して会話を続けられる。
6. 相手の話に意見を挟まない
よくある失敗パターン:
「○○ってラーメン屋が美味しくて…」
→「え、でもあそこ並ぶほどじゃないですよね?」
「結婚式っていいなと思ってて…」
→「このご時世、結婚式なんて金の無駄ですよ」
これ、全部NG。
婚活初対面で意見や否定は求められていない。
相手の話には、共感か、もう一言質問で返そう。
7. 話題は5つに絞っておく
お見合いでよく出る話題は、だいたい以下の5ジャンル:
- 仕事
- 家族
- 趣味・休日の過ごし方
- 好きな食べ物・食べられないもの
- 好きなタイプ/苦手なタイプ
このあたりの型を準備しておけば、会話に詰まりにくい。
特に「恋愛・結婚に絡む話」を少し混ぜておくと、
相手に“恋愛対象”として意識されやすくなる。
8. 「友達トーク」ばかりはNG
会話が盛り上がったのに断られた——そんな時は、
「友達カテゴリー」に入れられていることが多い。
婚活の場では、「恋愛・結婚」に触れる話題が必要。
例:
- 「どんなデートが好きですか?」
- 「結婚後はどんな暮らしが理想ですか?」
雑談だけで終わると「いい人」で終わる。
恋愛対象に入りたいなら、“仮定の話”を織り交ぜるのがコツ。
9. 沈黙を恐れない
会話に沈黙はつきもの。
焦って話題を探し回ると、かえって落ち着きがない印象になる。
沈黙のときは、相手の顔を見てにこっとしておけば十分。
その余裕が「一緒にいて安心できる人」に見える。
絶対NGな会話3選(初対面)
① 自分の話ばかり
→ 相手の質問を待ってから話すくらいがちょうどいい
② 興味なさそうな話を延々とする
→ 相手の反応が薄いと感じたらすぐ話題を切り替える
③ ネガティブな話(愚痴・元カノ・不満)
→ 暗い話は初対面ではタブー。笑顔で明るくいこう
まとめ|会話は「話す力」より「聴く力」
婚活のお見合いに必要なのは、以下の3つだけ。
- 傾聴すること
- 会話の主導権を相手に渡すこと
- 友達で終わらせない一言を混ぜること
「話が上手い人」ではなく、「一緒にいて安心できる人」を目指そう。
必要なのは、ちょっとした意識と慣れだけ。
今日から実践してみてほしい。