結婚相談所で婚活をしていると、多くの方がぶつかるのが「仮交際が続かない」という壁です。
- 1回目のデートは楽しかったけれど、その後音信不通になってしまった
- LINEのやりとりが自然消滅した
- なんとなく距離が縮まらないまま交際終了
- 毎回「いい人だったけど…」で終わってしまう
こうした経験を何度も繰り返すと、「自分に原因があるのでは」と落ち込んでしまう方もいらっしゃると思います。
ですが、ご安心ください。仮交際が続かない方にはいくつかの共通点が見られます。この記事では【よくある5つの理由と、その具体的な対策】について解説していきます。
理由①:受け身すぎる
仮交際がうまくいかない人に多いのが、「相手任せ」なスタンスです。
- デートの日程は毎回相手に決めてもらっている
- LINEの返信は来るまで待つだけ
- デート中は相手の話を聞いているだけで、自分から話題を出さない
たとえば、「次いつ会えそうですか?」という一言をこちらから送るだけでも、印象は大きく変わります。何もアクションを起こさないと、相手に「自分に興味がないのかな」と誤解されてしまいやすいです。
▶ 対策:
- デート中に「今度○○に行ってみたいんですけど、一緒にどうですか?」と提案してみる
- デート後にはLINEで自分から「今日は楽しかったです!」などのポジティブな内容を送る
- 「楽しみにしてました」「話せてうれしかったです」など、小さな一言でも関心を示すようにしましょう
理由②:距離の詰め方が極端すぎる(遅すぎる or 早すぎる)
- 何度会っても「友達のような関係」で終わってしまう
- 初回のデートからグイグイ踏み込みすぎて、相手に引かれてしまう
こういった両極端のパターンは、どちらも仮交際が終了しやすいです。
たとえば、男性の場合「2回目頃から恋人のような対応をしてしまう」
女性の場合「慎重になりすぎて、心を開かない」ことがあります。
▶ 対策:
- 2回目・3回目のデートでは、「恋人としての相性」を意識して接してみましょう
- 「○○さんと結婚したら、毎日楽しく過ごせそうですね」など、未来を想像させる言葉を自然に会話に取り入れる
- 逆に初回から「子どもは何人欲しいですか?」のように重すぎる質問は避けた方が無難
- 慎重になりすぎず、お相手と向き合う。
理由③:会話が浅い、または楽しいだけで終わっている
仮交際が続かない理由として意外と多いのが、「会話が盛り上がっているのに、進展がない」というパターンです。
たとえば、アニメや旅行の話で盛り上がっても、肝心の「将来」や「生活スタイル」の話が一切ないと、相手は「この人と結婚がイメージできないな」と思ってしまいます。
▶ 対策:
- 3回目のデートあたりからは、「結婚後の働き方」や「住みたい場所の希望」など、ライフスタイルに関する話題を取り入れてみましょう
- 例:「私は将来も働き続けたいと思ってるんですが、○○さんはどう考えてますか?」
- ただし、詰問のような口調ではなく、雑談の延長線で自然に聞くのがポイントです
お相手に、「友達」としてでなく「結婚相手」として意識してもらえるような会話をしましょう。
理由④:初回の印象で止まってしまっている
初デートの印象が良かったとしても、2回目以降で変化がなければ「この人はこういう人なんだな」と固定されてしまいます。
たとえば、初回で「まじめな人」という印象を与えたまま、2回目以降も堅苦しいままだと、「ちょっと物足りないかも…」と思われることもあります。
▶ 対策:
- 2回目のデートでは、違った一面を見せるようにしましょう
例:いつもスーツ姿なら、次は私服でラフな雰囲気にしてみる
例:前回は丁寧に話していたなら、今回は少し冗談を交えてリラックス感を出す - お店のジャンルを変えてみる、食べ歩きやアクティブなデートを入れてみるなど、「新しい印象」を意識してみてください
理由⑤:フィードバックをもらっていない
婚活では、毎回うまくいくとは限りません。うまくいかなかった時に「なぜダメだったのか」を振り返らないと、同じパターンで失敗を繰り返してしまいます。
▶ 対策:
- 結婚相談所を利用している場合は、交際終了の理由について仲人さんからフィードバックをもらいましょう
- 自分でも、デート後に「良かった点」「もう少し工夫できた点」などをメモしておくと、次に活かしやすくなります
- たとえば、「沈黙が多かった」「笑顔が少なかったかも」など、客観的に振り返る習慣が大切です
最後に:仮交際は「相性を見極める」ための大切なステップ
仮交際が続かないからといって、自分に価値がないわけではありません。「たまたま合わなかった」だけというケースも多いものです。
とはいえ、改善できるポイントを見直すことで、次の出会いがぐっと変わる可能性もあります。
落ち込みすぎず、焦らず、一歩ずつ前に進んでいきましょう。