「なんとなく結婚したほうがいい気がするけど、よく考えたらなぜ結婚したいのかわからない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
婚活をしていると、ときに立ち止まって考えさせられる
「自分は、なぜ結婚したいんだろう?」
という疑問。
この記事では、
- 結婚したいと思う心理
- 結婚するメリットとデメリット
- そして私(青ねこ)の個人的な理由
を順に整理してみます。
なぜ人は結婚したいと思うのか?
世の中には、さまざまな理由で婚活を始める方がいます
たとえば――
- 好きな人と一緒に人生を歩んでいきたい
- 子どもを持ちたい
- 老後の孤独が怖い
- 両親を安心させたい
- 周囲が次々と結婚していくことへの焦り
- 世帯収入を上げたい(共働きを見据えて)
- 社会的な信用を得たい(「既婚」という肩書きがほしい)
いずれも立派な理由だと思います。ただし、どの理由にも「優先度」や「強さ」は人によって異なります。
だからこそ、「自分はなぜ結婚したいのか?」という問いに対して、自分なりの答えを持っておくことが、とても大切になってきます。
結婚することのメリット
一般的に挙げられる結婚のメリットには、次のようなものがあります。
● 精神的な支えを得られる
「自分には味方がいる」「困ったときに頼れる人がいる」という実感は、日々の安心感につながります。
うまくいっている夫婦であれば、人生の困難を二人で乗り越えていけるというのは、大きな力になるでしょう。
● 経済的に安定しやすい
共働きであれば収入は単純に増えますし、生活費は二人で分担できるため、一人暮らしよりも効率よく生活することができます。
たとえば、家賃・光熱費・食費など、まとめて管理することでコストを抑えられるケースも多いです。
その結果として、世帯収入が増え、生活全体が安定しやすくなると言えるでしょう。
● 社会的信用が得られる
不思議なことに、「既婚」というだけで周囲からの信用が高まる傾向があります。
住宅ローンの審査や保険の契約、転職活動の場面などで、「しっかりした人」と見られやすいのは事実です。
● 子どもを持つ道が拓ける
今の日本では、「結婚してから子どもを持つ」ことが、まだまだ前提となっている社会構造です。
婚姻関係にあることで、教育や福祉の支援制度を受けやすくなる側面もあります。
また、企業によっては家族手当や育児支援などの福利厚生がある場合もあり、こうした制度を利用できるのも結婚の利点です。
結婚することのデメリット
もちろん、結婚にはデメリットもあります。メリットだけに目を向けず、現実としての負の側面も理解しておく必要があります。
● 自由が制限される
一人の時間、自由に使えるお金、自分のペースでの生活…。
これらは結婚によって、ある程度制限されることになります。
たとえば、「急に仕事を辞める」ような選択はしにくくなりますし、相手との生活リズムを合わせるため、趣味や友人関係にも影響が出ることがあります。
● 人間関係のストレスが増える
パートナー本人だけでなく、その家族や親戚、さらには育った環境や価値観の違いとも向き合っていく必要があります。
たとえば、相手の親との距離感や、実家との関わり方などがストレスの種になることもあるでしょう。
また、「常に同じ空間に相手がいる」という状況そのものが、プレッシャーになることもあります。
● 離婚リスクがある
どれだけ真剣に相手を選んだとしても、価値観のズレや金銭感覚の違い、浮気などのトラブルが原因でうまくいかなくなることもあります。
たとえ自分に非がなかったとしても、離婚に至るケースは珍しくありません。
その場合、精神的なダメージだけでなく、経済的な負担も伴います。
青ねこが結婚したい本当の理由
これまでいろいろと理屈を述べてきましたが、私自身が婚活を続けている一番の理由は、「老後の不安」です。
今のまま独身を貫いていけば、おそらく65歳以降の生活はかなり厳しくなると感じています。
もちろん、資産形成や年金対策をすれば、経済的な準備はできるかもしれません。
ですが、「万が一のとき、誰も助けてくれない」というリスクは、どうしても消せないのです。
両親はいずれ先に亡くなりますし、兄弟がいても頼れるとは限りません。
「孤独死」という言葉が現実味を帯びてきたとき、自分ひとりで耐えていけるかというと、正直なところ自信がありません。
「愛」や「パートナーシップ」といった理想的な動機ではないのかもしれませんが、私にとって結婚は“老後の安心材料”として必要なものなのです。
終わりに:「なぜ結婚したいのか?」という問いに向き合うこと
結婚したい理由は人それぞれです。
他人に堂々と説明できるような「正解」があるわけではありません。
ですが、自分自身が納得できる理由を持っておくことは、婚活を続ける上での“軸”になります。
周囲の空気に流されて婚活をするのではなく、
「自分のために」「自分の意思で」婚活をしていくこと。
それこそが、最後まで頑張り抜ける人の共通点なのではないでしょうか。