婚活で出会ったある女性とのやり取りが、今でも少し引っかかっている。
女性:「デートでカバンとか持ってくれる?」
僕:「言ってくれたら持つよ」
女性:「言わなきゃ持ってくれないんだ…」
……いや、待って。
この時はさすがに「は?」と思った。
◆「カバンは自分で持つもの」だと思ってた
僕の価値観では、カバンは自分で持つもの。
別に赤ちゃんでもないんだし、自分の荷物くらい自分で持ってくれ。
しかも相手は30代。
こういうやりとりって、せいぜい20代前半で終わっててほしいなという気持ちが正直ある。
もちろん、買い物帰りで荷物が多い時なんかは別だ。
そういう時は「持とうか?」と自然に言える。
でも、何の前触れもなく「持ってくれないの?」と言われると、戸惑う。
◆持ったことがないわけではない
実際、過去にお付き合いしていた女性には、自分から「持とうか?」と声をかけたことがあるし、持ってあげたこともある。
その時は嫌じゃなかった。たぶん、相手のことが好きだったからだと思う。
つまり、「カバンを持つこと」そのものが嫌というわけではない。
ただ、まだよく知らない相手に「当然のように期待され、当然のように失望された」ことに、すごくモヤっとした。
◆「持ってほしい人」もいるのは理解してる
とはいえ、世の中には「カバンを持ってほしい」と感じる女性も一定数いる。
それはそれで、全否定するつもりはない。
おそらく、「大事にされている感じがする」とか、そういう感覚なのだろう。
正直、自分はそういう発想がなかったので戸惑ってしまったけど、
「持ってくれる=優しさや愛情の表現」と捉える価値観もあるんだと思う。
◆大事なのは価値観のすり合わせ
たぶん、こういうすれ違いって、婚活ではよくあること。
- 自分にとって当たり前なことが、相手にとってはそうじゃない
- 相手が当然と思ってることに、自分はモヤモヤする
だからこそ、最初から価値観が合う人と出会えることなんて少ないし、すり合わせが大事なんだと思う。
◆僕は「対等でいたい」
個人的には、仮に自分が女性だったとしても、「男性にカバンを持ってもらう」という発想には至らなかったと思う。
なんとなく、そういうやりとりって“対等じゃなくなる”気がする。
もちろん、「持ってもらう=見下してる」なんて思ってる人ばかりじゃないのはわかってる。
でも、「逆はないよね?」と考えると、やっぱりモヤっとする。
◆あなたはどう思う?
カバンを持つことにモヤっとした僕の話を書いてきたけれど——
- カバンを持ってあげるのが自然な男性
- カバンを持ってほしい女性
色んな考えがあると思う。
この記事を読んで、あなたはどう感じましたか?
ぜひ、あなたの価値観も教えてください。